はてなブックマークで紹介されていたhttp://d.hatena.ne.jp/LucaLuca/20070920/p1の「Lucablog - 改正道路交通法の施行はどうでもいい - 自殺よりドライバーを保護してくれ」に関して。
陸橋の上から飛び降りてきた人を轢いた場合とかでは責任を問われないとか読んだ記憶があります。これは逆にそういった場合でもなければ責任が問われるということなのでしょう。ただ自動車の運転者にかぎらず業務上過失致死というのは、責任を重く問われることが多いようです。ドライバーに非常に高い安全運転義務が課せられるのは、当直の医師に要求される水準が専門医と同程度であるのに似ているかなと考えました。
ところで交通刑務所というのが正式にあるわけではないようですが、実質的には他の犯罪者と別に収容されることが多いようです。これは管理の都合なんかもあるのだろうけど、ドライバー保護と言えなくもないかもと思いました。
前に書いたもの
業務上過失致死
（１０月１７日追記）人をはねたにもかかわらず無罪になったというニュースがありました。http://www.asahi.com/national/update/1017/OSK200710170044.htmlの『asahi.com：信号無視の少年はねた被告に無罪 「事故予測できず」 - 社会』です。これははねられた少年が赤信号で進入してきたということもあったのでしょうが、無罪になることもあるわけです。まあ簡易裁判所の判決なので、控訴されて覆る可能性もあります。
大阪府寝屋川市の府道交差点で１月、自転車の少年（当時１７）をはねて重傷を負わせたとして、業務上過失傷害の罪に問われた府内のトラック運転手（６４）に対し、枚方簡裁は１６日、無罪（求刑罰金１０万円）を言い渡した。小川親治裁判官は「少年は赤信号で進入しており、事故の予測は困難だった」と判断した。
http://www.asahi.com/national/update/1017/OSK200710170044.html
