Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

偶数の和

http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20091223#p1の「理解するってどういうことだろう? - やねうらおよっちゃんイカを食べながら年収1億円稼げる(かも知れない)仕事術」では、1から始まる奇数の和が平方数になるということについて書かれています。

では、2から始まる偶数の和だとどうなるんだろうと考えました。
さっき見たらコメント欄に偶数の和についても書かれていたのでどうしようかと思ったのですが、図もつくったので予定通り書きます。(追記:読み直したらコメントだけでなく、エントリーにも偶数の場合が書かれていた。)



左上の2個からはじめて4個、6個と丸を足していった場合に、うまいこと長方形に並べることができます。奇数の場合は正方形なので、同じ数の自乗になるわけですが、偶数の場合は同じ数ではないので長方形です。

しかし、
最初の2個の場合は
1×2
次の4個を足して6個だと
2×3
さらに6個を足して12個になると
3×4
8個を足して20個の場合は
4×5
と、これまた法則性がありそうです。


一般的な式にすると、2からn番目までの偶数の和は、
n(n+1)
で表すことができます。
奇数の場合はnの2乗なので、偶数の場合のほうがnだけ多くなるわけです。
式で考えると、n個の奇数のそれぞれに1を足して偶数にすると、1×nつまりnだけ多くなるということなので不思議でもなんでもないのですが、気がついたときは不思議な感じがしました。