Log of ROYGB

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猫としっぽとカップ

『なぜ誰も「かわいい女の子」ではなく「かわいい子猫」になりたいと言わないのか - Ohnoblog 2』*1を読んで連想した歌の話。もとの話との関連性はあまり無いと思います。


ひとつめは「しっぽのきもち」というNHKみんなの歌でだいぶ前に放送されていた歌。女の子が好きな男の子のしっぽになりたいと願う歌詞です。みんなの歌では擬人化された猫の絵だったような記憶があります。猫になりたいというのとは違いますが、猫がしっぽになりたいというのが似ているといえば似ていて頭に浮かんできたんでしょう。




もうひとつは「ハロー・グッバイ」で、これもだいぶ前の歌謡曲


できることなら白いカップになりたいと歌っています。この歌について覚えているのは国語の授業で登場したからです。

“あなたは銀のスプーンで、わたしの心をくるくるまわす”

という歌詞の「あなたは銀のスプーンで」の意味は2つ考えられる。国語の先生はそんなことを言いました。
普通に考えればあなたは銀のスプーンを使っての意味だけれども、あなたが銀のスプーンであるということも考えられる。わたしがカップになる歌の中ならば、あなたがスプーンになるというのも成り立つということです。


私がカップであなたがスプーンになるというのは具体的に実現してほしい希望というよりは、比喩的な表現と考えるべきでしょう。そうするとスプーンでカップをくるくるまわすというのも何らかの比喩であるのか。なんてことは授業を受けた当時は考えなかったのですが、今にして思えば性的なイメージを感じなくもありません。


私がカップになったとしても、あなたは人間のままだという解釈も成り立ちます。そもそも何故カップになりたいのかというのを想像するとこちらの方がありそうかも。つまりカップになることであなたの近くにいて手にとってもらえるからカップになりたいのだと。


(追記)
しっぽのきもち」の画像を追加しておきます。