「２００１年宇宙の旅」再読
アマゾンで映画「２００１年宇宙の旅」を久しぶりに見たことをきっかけとして、原作小説も再読しました。原作といっても小説と映画は平行して作成されていたこともあって、内容はだいぶ違います。ディスカバリー号は、木星を通り過ぎて土星を目指すというのが大きな違い。ちなみに続編の２０１０年は、小説も映画の続編として書かれているので、そういう意味でも原作とは言えないかも。
しかし説明があまりない映画と比較して、目的地で巨大なモノリスと遭遇したボーマン船長のその後についても、小説では詳細に書かれています。
そういえばディスカバリー号での航行中の食事も、映画ではエヴァンゲリオンでシンジ君が食べてるようなペースト状のものでしたが、小説ではもっと普通の食べ物でした。実際の宇宙食を考えると、小説の方が正確な未来描写だったのでしょうが、それっぽさでは映画の方かなみたいにも感じます。小説でも最後のホテルの部屋では、一般的ではない食べ物も出てきました。
